もとは売り物だったのですが、エモンさんが爪を砥いじゃったのでお店用にしていました。
でも椅子に一目ぼれされたお客様があり、今日、旅立って行きました。
自転車でしたが、「ぜひ今日持って帰りたいと」と、自転車のカゴに椅子を紐でくくって、どうにか持ち帰っていただけました。
エモンさんの痕跡の残る椅子。
でも、この椅子のシルエットや背もたれのデザインなどとっても気に入られていたので、
きっと大切に使っていただけるんだろうなぁと思います。
私も、骨董市のおっちゃんが座っている椅子を売ってもらったり、
閉店するお花屋さんから木箱を譲っていただいたり、
それらを抱えて電車に乗って帰って、目立ってた思い出があります。
気に入ったものを持ち帰る時って、重たくても大きくても、本当に嬉しくてウキウキする時間なんですよね。