和紙貼りの天板作成

ちょっと前のお話。

 
 

フェイスブックでは、少し書いたことなのですが、

7月に開催するガラス展に合わせて、板の間のローテーブルの天板を作ることにしました。

 

カタルテは古い長屋で、柱も什器もこげ茶色の木のものが多いので、それ以外の素材でなじむもの。

かつ、コストがあまり高くなくて、自分で加工できるもの。

ということで、登場したのが和紙です-!

 

ガラスの器は、下が濃い目の色の方がガラスの陰影がうつってきれいなので、濃い目のグレーをチョイス。

シナ合板を「つむぎ商会」のkibiくんに切ってもらい、そこに和紙を貼っていきます。

木の板はなんでもいいけれど、ザラザラよりツルツルの表面の方がきれいに貼れるそうです。

のりは、東急ハンズで100円で売ってる「でんぷんのり」。

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1人で貼ること1時間くらい。

角っこが少し破れたりしたけど、小さく切った和紙を重ねて貼れば問題なし~

そして、半日でのりが乾いて完成~

 

鉄製の足と合わせてみました。

薄い合板にしたので、アルミとかの金属板のようにも見えます、…見えるかな。見えてくれ(笑)

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IMG_2107ディスプレイすると、こんな感じに。

ガラスの影が、板に映っているのがわかりますか?

お店に来られた際は、この天板もみてやってくださいね。

 
 

和紙を買ったのは、大阪中央区にある「丸山雄進堂」さん。

http://www.washiya.sakura.ne.jp/index.html

和紙は厚めのものを貼りました。

和紙の厚さ・重さは、匁(もんめ)という単位で表すそうです。

今回貼ったのは確か9匁の和紙。ベンガラ染めのもの。

 
 

雰囲気を変えたくなったら、薄いすけるような和紙を重ねたり、違う色の和紙を貼ればいい。

気軽に変えることができるのが魅力ですね。

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